内務省(Department of the Interior)は4月4日、バイデン大統領の「アメリカへの投資(Investing in America)」アジェンダのもとに1,900万ドルを投じてカリフォルニア州、オレゴン州、ユタ州の灌漑用水路にソーラーパネルを設置する計画を発表した。クリーンエネルギー目標の達成を推進すると同時に、重要な水源から蒸発する水の量を減らすことをねらいとしている。カリフォルニア州のデルタメンドータ運河(Delta-Mendota Canal)の浮体式太陽光発電プロジェクト(1,500万ドル)、オレゴン州のメイン運河(Main Canal)の浮体式太陽光発電プロジェクト(255万ドル)、ユタ州のレイトン運河(Layton Canal)をソーラーパネルで覆うプロジェクト(150万ドル)の3つのプロジェクトが対象で、開墾関連の導水施設をソーラーパネルで覆うプロジェクトの設計、研究、実施のために2,500万ドルの予算を設けているインフレ削減法(Inflation Reduction Act)から資金が出る。また、これら3プロジェクトに先立ち、同省は昨年12月にアリゾナ州のカサブランカ運河(Casa Blanca Canal)をソーラーパネルで覆うプロジェクトにも、565万ドルを投じることを発表している。これらのプロジェクトは、水効率の向上とクリーンエネルギー生産量を調べる取り組みの一環であり、将来的な大規模導入に役立てられる。