オーク・リッジ国立研究所、産業放射性同位体のイリジウム192の生産へ

放射性同位体のイリジウム192は、溶接や鋳物などの金属部品の構造的欠陥や損傷を発見する上で重要である。石油や天然ガスのパイプラインの完全性評価や、造船や自動車などの製造品質を確実にするための評価に使用されることが多い。しかし、米国はその調達を海外からの購入に依存している。エネルギー省(Department of Energy)の同位体プログラム(Isotope Program)は2023年後半に、工業用ガンマ線撮影技法を供給する民間企業のQSAグローバル社(QSA Global Inc.)(マサチューセッツ州)と共に、イリジウム192の国内生産に着手する合同生産開発合意を発表した。その一環として、オーク・リッジ国立研究所(Oak Ridge National Laboratory: ORNL)は、QSAグローバル社と協力し、原子炉ターゲット設計を完成させ、その後、照射済みターゲットを梱包し、QSAへ返送する手順の準備に取り掛かる。

Oak Ridge National Laboratory “ORNL to produce critical industrial radioisotope Ir-192 as part of DOE partnership with private company” (2/9/24)