大統領府は最近、初となる「人工知能に関する国家安全保障通達(National Security Memorandum (NSM) on Artificial Intelligence (AI))」を発表した。AIの最前線における進展は、国家安全保障及び外交政策に大きな意味合いがあるとの認識の下、エネルギー省(Department of Energy)と国家核安全保障局(National Nuclear Security Administration: NNSA)は、AIシステム関連のリスクの理解と軽減、AIシステムのパフォーマンスと効率性の強化、米国AIエコシステムの強化の一助となる取り組みを主導していく。具体的に、NSMはエネルギー省に次のような取り組みを指示している(一例)。①NNSAを通じて、米政府の代わりにAIモデルの最前線の安全性検査とシステム評価を主導し、原子力及び放射線のリスクを評価し、化学/生物/その他の脅威の評価に関する米政府全体の取り組みを調整、②AIモデル及びシステムの体系的検査及び評価を支援するため、専門性、インフラ、施設を提供、③最前線のAIを科学的研究及び諜報的分析に活用できる大規模施設の設計と建設。