エネルギー省、米国の建造物部門の脱炭素化へ向けた初の連邦計画を発表

エネルギー省は4月2日、「2050年までに米経済を脱炭素化する:建造物部門のための国家計画(Decarbonizing the U.S. Economy by 2050: A National Blueprint for the Buildings Sector)」を発表した。建造物からの温室効果ガス排出について、2035年までに65%、2050年までに90%を削減する包括的計画である。エネルギー省が、住宅都市開発省(Department of Housing and Urban Development: HUD)、環境保護庁(Environmental Protection Agency: EPA)、その他の連邦機関との共同作業を主導して作成した。建造物は、国内の気候汚染の3分の1以上を占め、年間のエネルギー費用は3,700億ドルとなっている。建造物から温室効果ガスの排出を削減することは、2050年までに正味ゼロ排出を達成するという政権の目標に到達する上で重要である。国家計画は、建造物部門の排出削減目標に達成するため、①建造物のエネルギー効率を高める、②オンサイトでの排出削減を加速させる、③建造物と電力グリッドの相互のやりとりに変革をもたらす、④建造マテリアルの生産、輸送、設置、処分からの排出を最小限にする、という4つの戦略的目標を設定している。

Department of Energy “DOE Releases First Ever Federal Blueprint to Decarbonize America’s Buildings Sector” (4/2/24)