エネルギー省(Department of Energy)は12月5日、「水素を、手頃な費用で豊富なクリーン・エネルギーの源とする」というエネルギー省の目標を達成するための経路として、熱転換を通じてそれを達成する経路の分析を行った報告書「水素ショット技術評価:熱転換手法(Hydrogen Shot Technology Assessment: Thermal Conversion Approaches)」を発表した。エネルギー省は2021年6月に、「エネルギー地球ショット・イニシアチブ(Energy Earthshots Initiative)」の最初のゴールとして「水素ショット(Hydrogen Shot)」を発表しており、今回の報告書はそのクリーン水素の生産経路に関する評価の第一弾である(全部で3つ)。水素ショットは、クリーン水素の生産費用を2031年までに80%削減し、1キログラムあたり1ドルとすることを目指す。今回発表された報告書は、クリーン水素生産のための様々な熱転換方法の概略を示しており、それには水素ショットの目標を達成するための技術の現状と想定される手法も含まれる。報告書によれば、スクリーニング・レベルの分析で、今後の技術進展により、水素生産の費用は、その経路に応じて、1.30~1.40ドルまで下げられる可能性がある。