エネルギー省(Department of Energy)は、エネルギーイノベーションのためのハイパフォーマンスコンピューティングイニシアティブ(High Performance Computing for Energy Innovation: HPC4EI)を通じ、製造とマテリアルの両分野の炭素排出量低減化課題の克服に向けて、同省傘下の国立研究所のスーパーコンピュータを用いたモデリング、シミュレーション、データ分析などを行う短期間の協業パートナーを募集すると発表した。製造分野については化学、鉄鋼、セメント・コンクリート、食品・飲料、木材、アルミニウム、ガラスなどエネルギー集約型産業の排出低減、マテリアル分野では産業施設や発電施設からの排出削減に必要な国内の材料サプライチェーン増強のための戦略づくりを目指す。マテリアル分野のプログラムは同省の化石エネルギー炭素管理局(Office of Fossil Energy and Carbon Management: FECM)、製造分野のプログラムは同省の産業効率脱炭素局(Industrial Efficiency and Decarbonization Office: IEDO)が予算を出す。協業に応募できるのは米国の製造業者、大学、研究機関、非営利団体などで、応募者には様々な大学やコミュニティカレッジ、非営利団体などと提携して応募することが推奨される。