エネルギー省(Department of Energy)傘下の国立再生可能エネルギー研究所(National Renewable Energy Laboratory: NREL)とSLAC全国アクセラレータ研究所(SLAC National Accelerator Laboratory)の科学者らは、シリコン太陽電池の鍵となる製造過程で実際に何が生じているのかを突き止めることに成功した。その研究成果を示した論文「シリコン太陽電池の銀接点印刷の形成メカニズム(The formation mechanism for printed silver-contacts for silicon solar cells)」は、ネイチャー・コミュニケーションズ誌(Nature Communications)に掲載された。太陽電池製造に使われる銀粉は高価であり、酸化鉛は環境に有害であることから代替手段が模索されていたが、燃焼プロセスの間に実際に何が発生しているかが不明であったことから、これを解明する研究が続けられていた。研究は、シリコンベースの太陽電池の製造過程で生じる銀接点の反応メカニズムを解明することに重点が置かれた。このプロジェクトは、エネルギー省のサンショット・イニシアチブ(SunShot Initiative)による助成を受けて行われた。
Department of Energy “NREL, SLAC Scientists Pinpoint Solar Cell Manufacturing Process” (4/4/16)