「米国は世界クラスの研究大学を維持する努力を強化すべき」との報告

米国研究評議会(National Research Council: NRC)は、「研究大学と米国の未来:米国の繁栄と安全保障に重要な10の画期的行動(Research Universities and the Future of America: Ten Breakthrough Actions Vital to Our Nation’s Prosperity and Security)」を発表した。本報告書は議会の要請を受けて作成されたもので、企業経営者や大学学長、元上院議員、ノーベル賞受賞者などで構成される委員会が作成した。報告書は、「米国の研究大学は国の繁栄や安全保障の要であるが、現在、深刻な低下の危機にある。連邦政府や州政府、業界は今後10年間で、適切かつ安定した大学資金を確実する策を講じなければならない」としている。報告書はまた、「大学側も公的資金の信頼される担い手として、コストの抑制、生産性の強化、キャリアに向けた大学内外での教育的手段の改良のため、大胆な目標を達成する必要がある」としている。そして、米国の優れた研究大学を維持するために、国として今後5~10年間で講じるべき10件の戦略的行動を勧告している。
National Academies “For Future Prosperity, U.S. Should Strengthen Efforts To Maintain World-Class Research Universities” (6/14/12)