「大学院はキャリア・カウンセリングを強化する必要あり」との勧告

大学院評議会(Council of Graduate Schools)と教育試験サービス(Educational Testing Service)が4月19日に発表した報告書、「大学院からキャリアへの道(Pathways Through Graduate Schools and Into Careers)」によれば、高度な学位を必要とする雇用が今後増加していくことが予想される中、大学院は学生が様々なキャリアの選択肢を模索できるようにするほか、卒業生のキャリアを追跡するなどのより良い対応が必要であるという。大学院生がキャリアを模索する時の障害の一つは、学位を取得した際に可能な様々なキャリア(学術機関以外の)の選択肢について情報が不足していることであるという。また、報告書作成委員会のメンバーの一人は、「学生がどのようなキャリアを選び、どのような進展をしているかについてより良い理解を得るため、体系的に卒業生のキャリアを追跡する必要がある」と述べている。報告書は、①大学は卒業生のキャリアの追跡を行うこと、②キャリアに関するカウンセリングサービスを強化すること、③大学院学生と卒業生の接触を増やすこと、などを勧告している。一方、雇用主側に対しても、①高等教育との協力的関係を強化・拡大すること、②大学院過程への戦略的投資を行うこと、などを勧告している。
The Chronicle “Graduate Schools Need to Improve Career Counseling, Report Says” (4/19/12)