米国アカデミー(National Academies of Sciences, Engineering, and Medicine)は、「火山噴火とその平穏、不穏、前兆、タイミング(Volcanic Eruptions and Their Repose, Unrest, Precursors, and Timing)」と題する報告書を発表した。報告書は、「火山について広範な理解が得られているものの、火山噴火のタイミング、長さ、種類、規模、その結果を予測する能力は限定的である」とした上で、これらの能力や警戒の能力を向上させるため、火山噴火をより良く監視するための優先的研究事項を提示している。報告書はまた、火山科学コミュニティが直面している3つの大きな課題(①観測とモデルを統合して噴火の規模、長さ、危険性を予測する、②火山のライフサイクルの定量化と現行の偏った理解の克服、③調整のとれた火山科学コミュニティの構築)を挙げている。
National Academies “Report Identifies Grand Challenges for Scientific Community to Better Prepare for Volcanic Eruptions” (4/19/17)