NSF、新たなTRUSTプロポーザル評価プロセスで研究セキュリティを強化

米国科学財団(National Science Foundation: NSF)は、新たなリスク軽減プロセスとして、「セーフガードと透明性を使った信頼性の高い研究(Trusted Research Using Safeguards and Transparency: TRUST)」枠組みを発表した。TRUST枠組みは、国家安全保障リスクの可能性があるグラント・プロポーザルを評価するNSFのガイドとなる。改定された手順は、研究やイノベーションへの公的資金の投資を保護し、国際協力を強化する一助となると期待されている。NSFの研究セキュリティ戦略及び政策チーフ局(Office of the Chief of Research Security Strategy and Policy: OCRSSSP)が策定したTRUST枠組みは、3部門で構成されている。それらは、①進行中の人事の任命やポジションの評価に焦点を当てる、②開示やその他の要件を用いて不履行事例を特定する、③潜在的に予測可能な国家安全保障検討事項を含める、の3点で、特に3番目はNSFにとって新しい大きな取り組みとなる。TRUSTのプロセスは2025年度から3段階にわたって実施される。

National Science Foundation “NSF enhances research security with new TRUST proposal assessment process” (6/6/24)