エネルギー省(Department of Energy)の国立再生可能エネルギー研究所(National Renewable Energy Laboratory: NREL)は、将来的な気候変動の影響を反映した再生可能資源のデータモデル(Super-Resolution for Renewable Energy Resource Data with the Climate Change Impacts: Sup3rCC)を披露した。エネルギーシステムの設計者やオペレータは気候変動が風力、太陽光などによる発電や電力の需要に今後及ぼしていく影響を知るのに役立つ詳しいデータを必要としているが、これまで入手できたデータには気候変動によってエネルギー需要がどの程度高まるかを詳しく定量化したものはほとんど無かった。同研究所のデータサイエンス専門家のチームが開発したSup3rCC(スーパーCC)は生成機械学習を用い最先端のダウンスケール手法によって将来の気候データセットを生成するオープンソースモデルで、無料で一般公開される。NRELの戦略的エネルギー分析センター(Strategic Energy Analysis Center)のディレクターであるダン・ビレロ氏(Dan Bilello)は、エネルギーシステムを調べて計画を立てる方法にSup3rCCが変化をもたらす」と述べている。