NIST、外国人研究者受け入れ制限 民主党が説明要求

米国物理協会(American Institute of Physics: AIP)は2月23日、米国標準技術局(National Institute of Standards and Technology: NIST)が大学院留学生や博士研究員の研究滞在を最長3年に制限する方針を進めていることに対し、下院科学委員会(House Science Committee)の民主党議員らが説明を求めていると伝えた。ボルダー・レポーティング・ラボ(Boulder Reporting Lab)の報道によると、この制限により留学生によるNISTでの博士号取得が事実上不可能になるとし、民主党は研究安全保障の観点から「合理的かつ適切な範囲を著しく逸脱している」と書面で批判している。同党議員らは、方針の具体的文書や職員への周知状況について1月下旬に質問状を送付し、2月13日を回答期限としたが、回答は得られていないという。一方、NISTは一部メディアに対し、本方針は国家安全保障に関する大統領覚書及び同研究所の研究セキュリティ枠組みに沿った「意思決定基準の更新案」であり、現在も策定段階にあると説明した。

AIP “House Science Democrats probe new NIST restrictions on foreign researchers” (02/23/26)
https://www.aip.org/fyi/the-week-of-feb-23-2026