広範な能力を有するAIシステムは、経済成長と科学的進展のエンジンとなる位置付けにある。その背後には、「大量のコンピュテーション(コンピューティング)をより良く活用することで独自に学習できるAI手法は、人間の知識をコード化するという構築が難しい手法を大幅に上回る」という苦い教訓がある。プログレス研究所(Institute for Progress: IFP)は、現在のトレンドを検討した結果、米国が、コンピューティング・インフラを構築する最前線にあると結論づけている。そのうえで、数百個のパワフルなチップを結びつけ、インフラをデザインして、AIモデルを高度なサイバー攻撃から守り、AIセンターを稼働させるのに必要な大量のエネルギーを生成する必要があるとしている。IFPは、AIインフラの構築について3つのゴールを提案しており、それらは、①米国内にAIコンピューティング・インフラを構築、②それを実現するためにクリーンエネルギーを促進、③将来のAI知的財産を守るためのセキュリティ技術の開発を加速、の3点である。IFPは今後数週間にわたり、これらのゴールを達成するための計画を提案していく予定である。