政府説明責任局(Government Accountability Office: GAO)は7月9日、「科学技術スポットライト:繊維のリサイクル技術(Science & Tech Spotlight: Textile Recycling Technologies)」と題する報告書を発表した。米国は、世界最大の繊維消費国の一つであり、衣服ブランドは現在、20年前に比べて約2倍量の衣服を生産している。消費者が衣服を処分するまでに着る回数は以前より減少しており、これらは、環境への大きな影響を示す。リサイクルは、繊維ゴミが埋立地へ行く前に有益な用途へ転換することができる。報告書は、キーファインディングとして、①機械的及び化学的な繊維のリサイクル技術は、それを支えるインフラがないことから、限定的である、②繊維の品質を維持し、混合マテリアルを分離するためのリサイクル技術は、依然として開発段階である、③繊維リサイクルを広範に実施する上での障害には、マテリアルの持続可能性、高費用、環境面の配慮が含まれる、を挙げている。報告書は、繊維のリサイクルに関する技術、機会、課題、政策的意味合いと質問についても記述している。
Government Accountability Office “Science & Tech Spotlight: Textile Recycling Technologies” (7/9/24)