政府説明責任局(Government Accountability Office: GAO)は9月26日、「バイオメディカル研究:国防総省と退役軍人省が医薬開発にもたらした寄与に関する情報の質に改善が必要(Biomedical Research: Improvements Needed to the Quality of Information About DOD and VA Contributions to Drug Development)」と題する報告書を発表した。国防総省(Department of Defense)及び退役軍人省(Department of Veterans Affairs: VA)は、バイオメディカル研究開発に資金提供しており、それらは新たな医薬品や医療機器に繋がる可能性がある。しかし、GAOの調査によれば、同2省が資金提供して行われた研究から生じた特許は必ずしも義務付けられた連邦資金の開示をしていない。一例として、GAOが調べたバイオメディカル特許の18%が国防総省による支援について開示していたものの、国防総省のアワード番号を正しく記載していなかった。これでは、連邦資金がイノベーションにもたらした影響を評価することが難しくなる。GAOは、国防総省のスタッフが、資金の受益者が特許の中で国防総省の支援を正しく開示することを確実にするよう訓練を改善すること、国防総省と退役軍人省は資金提供した臨床試験がClinicalTrials.govに迅速に報告されるようにするための策を講じることを勧告した。