食品医薬品局(Food and Drug Administration: FDA)は4月6日、企業がパーキンソン病やアルツハイマー病などを罹患するリスクを調べる遺伝子試験を消費者に直接販売することを許可すると発表した。FDAは2013年に、同試験を開発した23アンドミー社(23andMe)にモラトリアムを課していたが、同試験の直接販売を認めた今回の発表は、FDAにとって転機となる。今後は、疾病のリスクを調べる試験を消費者に直接販売する企業が増加することが予想される。これまでの所、消費者がこうした遺伝子試験を受けるには、医療専門家に相談する必要があったが、23アンドミー社の試験方法は簡単で、「先祖と健康(Ancestry and Health)」試験キットを購入後、試験管に唾液を入れて送付すると、23アンドミー社がDNAを抽出、試験し、6~8週間後に利用者に結果の通知が送られる。
New York Times “F.D.A. Will Allow 23andMe to Sell Genetic Tests for Disease Risk to Consumers” (4/6/17)