環境保護庁(Environmental Protection Agency: EPA)は7月2日、第5版となる「米国における気候変動指標(Climate Change Indicators in the United States)」と題する報告書を発表した。報告書は、気候変動が人々の健康や社会、エコシステムに様々な形で増大的に影響していることを示す説得力のあるEPAの指標を複数提示している。その一例は次の通り。①地球と米国の気温-2023年は世界的に最も気温が高い一年となり、2016年は2番目に気温が高い一年となった。米国では過去数十年間に、暑い夏日がより一般的になりつつあり、夏の暑い夜は更に早いペースで増えており、夜間の冷却化が減少していることを示唆している、②米国都市部の熱波-米国内の主要都市で熱波はより頻繁に発生しつつある、③熱暑に関連する職場の死亡-1992-2022年に米国内の全産業部門で、熱暑のために986名の労働者が死亡しており、建設業界の労働者がその約34%を占めた。(記事ではこの他に、海洋温度、海洋熱波、海洋生物の分布、沿岸の洪水、山火事、生育期間、積雪、北極海の氷について記述している)