世界的なデジタル・コネクティビティーの爆発的成長により、従来は困難であった社会科学研究を設計及び実施できる可能性が生まれている。こうした中、国防高等研究計画局(Defense Advanced Research Project Agency:DARPA)は3月4日、「次世代社会科学(Next Generation Social Science: NGS2)」プログラムを発表した。NGS2プログラムの目的は、正確で再現可能な社会科学研究を、人間の社会的行動の因果モデルを開発及び検証するのに十分な規模で発展させるための新たな手法とツールを構築、評価することである。NGS2の初期の重点先として、これらの新しいツール及び手法を開発及び利用して、集団的アイデンティティ(collective identity)の形成に関する因果メカニズム(どのようにして個人の集まりが全体として結合するのか、どのような状況でこうしたコミュニティが分解し散発的な混合となるのか)を特定することが課題となる。
Defense Advanced Research Project Agency “Accelerating Discovery with New Tools and Methods for Next Generation Social Science” (3/4/16)