国防総省(Department of Defense)の任務支援の一環として分析される関連情報には、明確な表現よりも暗示的なものが多く、多くの場合、情報は故意にぼかされ、重要な活動や目標は間接的に言及されている。このため、文書情報をより効率的に処理する上で、自然言語をより深く理解するためのオートメーション技術は一つの解決策と国防総省では期待している。こうした中、米国防高等研究計画局(Defense Advanced Research Project Agency:DARPA)は、言語が持つパワーを利用することを目的とした「文書の深い探索及びフィルタリング(Deep Exploration and Filtering of Text: DEFT)プログラム」の新設に至っている。DEFTのプログラム・マネジャーであるボニー・ドーア氏(Bonnie Dorr)は、「締め切りや膨大な量の外国機密情報に追われるアナリストらは、特に意味が故意に隠されている場合などに、重要なリンクを見逃している可能性がある。DEFTは、基本的な文書を元に信頼性の高い推察を行うための技術を作り出すことを狙いとしたものである」と説明している。
DARPA “Can automated deep natural-language analysis unlock the power of inference?” (5/3/12)