BNLとサイクオンタム社、耐障害性量子計算応用開発で連携

ブルックヘブン国立研究所(Brookhaven National Laboratory: BNL)は9月2日、サイクオンタム社(PsiQuantum)のソフトウェア基盤「コンストラクト(Construct)」を活用した共同研究を開始したと発表した。2028年までに世界初の耐障害性を備えた量子計算機能を開発・展開するエネルギー省(Department of Energy)の「クオンタム・ジェネシス(Quantum Genesis)」構想の一環で、実用化に向け、開発中の耐障害性量子コンピューター用のアルゴリズム開発とその科学的応用研究を促進する。特に、材料科学や創薬、暗号などの分野で有用なアルゴリズム開発を加速させることが目的で、これに先立ち、同社は今年5月、実用規模での動作を想定して設計された同基盤を一般に公開した。これにより、研究者は量子回路設計や量子アルゴリズムのシミュレーション、リソース最適化が可能となり、同社はこうした取り組みにより科学的発見を加速し、実証につなげていく意欲を示している。

BNL “Brookhaven Lab, PsiQuantum Partner to Accelerate Quantum Application Development Using Construct Software Tool” (09/02/26)
https://www.bnl.gov/newsroom/news.php?a=123142