ARPA-H、ドナー腎臓の有用性の変革を模索

厚生省(Department of Health and Human Services: HHS)傘下の医療高等研究計画局(Advanced Research Projects Agency for Health:ARPA-H)は9月24日、「ノー・キドニー・レフト・ビハインド(No Kidney Left Behind)(「取り残される腎臓をなくす」の意)」プロジェクトの資金提供を発表した。これは、毎年心を込めて寄付される数千の腎臓の移植を確実に成功させることを模索する取り組みである。毎年、8,000個以上のドナー腎臓が、移植を受ける患者側の実行可能性に関する懸念から、移植に成功できずにいる。ドナー腎臓を待っている患者の待機期間は平均6年で、透析を受けながら待つ患者もしばしばおり、そうした患者は臓器移植を待つ年間11万5,000人の患者の大半を占める。「ノー・キドニー・レフト・ビハンド」プロジェクトを主導する公益事業体の34ライフ社(34 Lives)は、寄付された腎臓の実行可能性を回復させるための包括的なプロセスの開発及び拡張を行う。「使用されない可能性がある腎臓の50%を回復させることができれば、供給を有意義に高め、最終的により多くの命を救うことができる」とARPA-Hの高官は述べる。本件は5年間の取り組みで、ARPA-Hは最大4,400万ドルを投資する。

Advanced Research Projects Agency for Health “ARPA-H project seeks to transform donor kidney availability” (9/24/24)