アルゴンヌ国立研究所(Argonne National Laboratory: ANL)は理化学研究所と提携し、科学データの大規模言語モデルの訓練や大規模AIシステム構築に向けた課題への対応などで協力する覚書を交わしたと発表した。研究者やスタッフ、学生などの交流を深め、講義やセミナー、シンポジウムなどを合同開催し、データセットや科学技術研究資料を共有することなどが計画されている。ANLと理研は科学データの大規模言語モデルを訓練する取り組みであるオーロラGPT(AuroraGPT)プロジェクトを共同で進め、トリリオンパラメーターコンソーシアム(Trillion Parameter Consortium)を通じて科学的発見を助ける信頼性の高い大規模AIシステムの構築においても協力する。この提携の発表にあたり、ANLのポール・カーンズ所長(Paul Kearns)は「我々は極めて重要な発見と革新的な進歩をもたらすパートナーシップを結んだ」と述べた。覚書の締結はオンライン形式で行われ、ANLのカーンズ所長と理研の五神真理事長が署名した。