AIと生物学的国家安全保障リスクに関する新たな報告書

新米国安全保障センター(Center for a New American Security: CNAS)は8月13日、「AIと生物学的国家安全保障リスク:能力と基準と介入措置(AI and the Evolution of Biological National Security Risks: Capabilities, Thresholds, and Interventions)」と題する報告書を発表した。報告書は、人工知能(AI)と生物学的国家安全保障リスクの間の接点の進化を分析したもので、AIの進展によって、バイオテロリズムが実現する可能性や、前代未聞のスーパー・ウィルスが創出される可能性などについて、専門家の間で懸念が増加していることを強調している。それらが現実のものとなると、米国を壊滅的な脅威にさらすことになり、それはCOVID-19の影響を遥かにしのぐものとなるだろう。こうした新興の脅威に対処するため、報告書は、いくつかの行動可能な勧告を提示している。報告書は、クラウド・ラボや遺伝子合成の提供者に関するスクリーニング・メカニズムの強化、生物兵器のライフサイクル全般にわたって基礎モデルの生物学的能力の厳重な評価を実施すること、基礎モデルが呈する脅威を低減するための技術的安全性メカニズムへの投資などを要請している。

Center for a New American Security “New CNAS Report on AI and Biological National Security Risks” (8/13/24)