AI、医薬品開発に変革をもたらすことが可能

情報技術・イノベーション財団(Information Technology & Innovation Foundation: ITIF)は今般、「人工知能を活用してバイオ製薬業界のイノベーションを加速させる(Harnessing AI to Accelerate Innovation in the Biopharmaceutical Industry)」と題する報告書を発表した。初期に見られる証拠によれば、人工知能(AI)は医薬品開発に変革をもたらすことができ、開発に要する時間をほぼ半分に削減することができる。AIは、発見から臨床前試験、臨床試験、規制審査、製造に至るまでの開発パイプライン全体で生産性を強化できる。医薬品開発プロセスは膨大な費用と時間がかかり、発見から実現までに15~16年かかることは珍しくない。ITIFは、AIが全ての段階で効率性を押し上げてタイムラインを変え、最終的に人命を救う治療への患者のアクセス性を高めることができると報告している。ITIFによる政策の勧告には、①プライバシーを強化したデータの共有を奨励する、②基礎研究への公的資金を拡大し、医薬品開発におけるAIの役割を促進し、研究開発をより効率的にする、③リスクベースの規制基準を開発する、④労働力訓練プログラムを強化する、が含まれる。

Information Technology & Innovation Foundation “AI Can Transform Drug Development, New ITIF Report Finds” (11/18/24)