エネルギー省(Department of Energy)と大統領府科学技術政策局(Office of Science and Technology Policy: OSTP)は11月18日、連邦省庁からの意見と共に作成された「クリーンで競争的な産業部門に関する国家設計書(The National Blueprint for a Clean & Competitive Industrial Sector)」を発表した。連邦政府内で行われている継続的な産業部門への投資を基盤とした設計図で、米国製造業の継続的な成長を加速させるため、民間主導で、政府が支援する枠組みにおける5つの政府戦略を概説している。この枠組みは、米国の製造業を変革して競争力を押し上げ、汚染を削減し、米国労働者のための良好賃金雇用を創出するというバイデン政権の議題に沿ったものである。設計図は、「米国のクリーン産業部門への移行を加速させる戦略」として、①商業的に利用可能でコスト効果に優れた低炭素ソリューションの短期的導入を加速、②導入のリスクを削減するため、新興ソリューションを商業規模で実証、③データの活用を強化して排出削減と効率性の向上を促し、パフォーマンスの大幅改善と進展追跡、④温室効果ガス排出を大幅に削減する変革的なプロセス及び製品の開発につながる研究の革新と進展、⑤産業製品における製品のライフサイクルを全体的に統合し、製品に組み込まれている温室効果ガス排出を削減、の5点を挙げている。