エネルギー情報局(Energy Information Administration: EIA)は8月7日、国内の系統用蓄電池容量が過去3年間で年平均70%拡大したと発表した。最新の月次発電所在庫データによると、2026年上半期に8.3ギガワット(GW)が追加され、総容量は52GW近くに達した。発電事業者らは今後2年半でさらに54GWの追加を計画しており、2026年後半には14GWが稼働する見込みである。さらに2027年には26GW、2028年には14GWを追加する計画で、特に太陽光発電所との併設が進んでいる。電力卸売価格が安い時に蓄電し、価格が高い時に電力を放出することで利益確保する構造で、今年11月に拡張予定のベルフィールド太陽光・蓄電施設は、500MWの太陽光とカリフォルニア独立系統運用機関(California Independent System Operator: CAISO)向けに500MWを併設する全米最大級の蓄電施設となる見通しである。こうした併設型では、フロリダ州のマナティー太陽光発電施設が2021年に、ネバダ州のジェミニ太陽光発電ハイブリッド施設が2024年に稼動開始している。
EIA “Battery storage capacity averaged 70% growth over the last three years” (08/07/26)
https://www.eia.gov/todayinenergy/detail.php?id=67925