テキサス州、データセンター建設停止で計画2割に遅延リスク

ユーティリティ・ダイブ(Utility Dive)は8月6日、テキサス州によるデータセンターへの監査要求に伴う系統接続への一時停止により、全米のデータセンター建設計画の約20%に遅延リスクが生じていると報じた。ブルームバーグNEF(BloombergNEF: BNEF)によると、全米で約49.8ギガワット(GW)分の事業に影響を及ぼし、特に遅延分の60%が人工知能(AI)関連の場合、2027年第1四半期までに最大80億ドルが失われるという。また、同州は2030年までに17GW超への容量拡大が見込むものの、計画約50GWのうち7割超が初期段階にあり影響は避けられないとも指摘した。今回の措置は、テキサス電気信頼性評議会(Electric Reliability Council of Texas: ERCOT)への新規接続申請計474ギガワット(GW)の約90%をデータセンターが占め、ピーク需要の5倍規模に達したことを受けて州知事が監査を指示したもので、新規則策定の間、最長1年間新設停止を決めたニューヨーク州に続く動きとなる。

Utility Dive “Texas data center pause puts 20% of US pipeline at risk of delay: BNEF” (08/06/26)
https://www.utilitydive.com/news/texas-data-center-pause-puts-us-pipeline-risk-of-delay-bnef/827185/