ディフェンスニュース(DefenseNews)は8月4日、空軍が戦闘機用エンジンの品質管理や納入遅延、構成部品の老朽化・供給網(サプライチェーン)逼迫などの深刻な課題に対処するため、情報提供を呼びかけていると報じた。新たな製造業者を通じたエンジン調達に向け、募集期限を8月28日と設定している。F-35の納入や改修は、20年の歳月を経ても契約仕様通りのエンジンを納入できていない上、B-52の改修・整備についてもエンジン開発の一部停滞により、コストが約30億ドル増となっていることが背景にある。空軍は2034年までに年間180基以上のF-15EXやF-16向けエンジンの調達を目指しており、初期購入価格だけでなく事業計画全体のコスト管理や技術保守性の高さも重視しているという。その上で、チタン・ニッケル合金などの原材料調達リスク軽減も含め、製造工程のボトルネックを解消し、製造規模を拡大できる企業の選定を進めていく方針を示した。
DefenseNews “US Air Force jet engine manufacturing plagued by ‘significant challenges’” (08/04/26)
https://www.defensenews.com/industry/techwatch/2026/08/03/us-air-force-jet-engine-manufacturing-plagued-by-significant-challenges/