ドミニオン社、バージニア沖洋上風力発電総工費が3億ドル増

ユーティリティ・ダイブ(Utility Dive)は8月3日、大手電力会社のドミニオン・エナジー社(Dominion Energy)のバージニア州沖の出力2.6GW(ギガワット)洋上風力発電の総工費が、当初見積もりから約3億ドル増の約117億ドルになる見通しと報じた。系統改修費の増額や関税措置、タービン設置計画の見直しによるもので、完工時期も当初予定の2027年初めから2027年末へと延期された。同社は現在進行中のデータセンター需要の急増やネクステラ・エナジー社(NextEra Energy)との合併案や、規制対象外資産の太陽光発電事業を売却する方針なども併せて発表したが、洋上風力コストの増加や燃料費高騰が響き、2026年第2四半期の純利益は前年同期の7億6,000万ドルから3億4,000万ドルへと大幅に減少したとも伝えた。投資家らは、今回の計画遅延は織り込み済みとし、事業の進捗状況も既に81%完了していることを評価したほか、稼働後10年で約50億ドルの燃料費削減を見込んでおり、楽観的な見方を示している。

Utility Dive “Dominion offshore wind project cost rises nearly $300M” (08/03/26)
https://www.utilitydive.com/news/dominion-offshore-wind-project-cost-rises-nearly-300m/826845/