BNL、電子イオン衝突型加速器事業責任者にウィークス氏

ブルックヘブン国立研究所(Brookhaven National Laboratory: BNL)は8月3日、電子イオン衝突型加速器(Electron-Ion Collider: EIC)事業の新責任者にアレン・ウィークス氏(Allen Weeks)を任命したと発表した。EICは、物質の基本構造解明を目指す総工費28億ドルの次世代核物理研究施設で、現在トーマス・ジェファーソン国立加速器施設(Thomas Jefferson National Accelerator Facility: Jefferson Lab)と共同で建設に向けた準備が進められている。ウィークス氏は、欧州の大型研究インフラ事業で指導的立場を歴任してきた実績があり、同研究所のジョン・ヒル所長(John Hill)は、国際的な大型科学施設の推進経験が豊富な同氏への期待を示した。EICは同研究所の中核事業で、国際的な原子核物理学コミュニティ向けの旗艦プロジェクトと位置付けられている。2027年初頭の現地建設開始に向け、既に約4億ドルが投じられており、2030年代半ばまでの完工を目指している。

Brookhaven National Laboratory “Allen Weeks Named Electron-Ion Collider Project Director” (08/03/26)
https://www.bnl.gov/newsroom/news.php?a=123043