ORNL、核融合インフラ開発で官民連携枠組み

オークリッジ国立研究所(Oak Ridge National Laboratory: ORNL)は7月28日、核融合エネルギー分野コンサルティング会社のラザフォード・エナジー・ベンチャーズLP社(Rutherford Energy Ventures LP: REV)と、核融合試験施設の共同開発に向けた官民連携枠組みを始動したと発表した。「フルクラ(Fusion Upscaled Leveraged Consortia for Rapid Acceleration: FULCRA)」と呼ばれるこの新たなコンソーシアムは、単独での建設が困難な統合試験施設構築に向け、連邦政府と民間資金を投じる仕組みで、プラズマ対向機器や燃料増殖ブランケットといった重要核融合サブシステムの検証を進めていく。事業は18ヶ月間、2段階で実施される予定で、前半でORNLの技術評価や業界需要の把握を行い、後半で概念実証用の試験施設「フルクラム(Fulcrum)」の技術・財務モデルを策定する。今回の取り組みをモデルケースとして他の国立研究所へ展開する計画で、技術リスクの軽減と実用化加速に向け取り組んでいくという。

ORNL “ORNL, REV launch innovative collaboration on fusion infrastructure” (07/28/26)
https://www.ornl.gov/news/ornl-rev-launch-innovative-collaboration-fusion-infrastructure