次世代地熱発電、国内主力電源への可能性も ITIF報告

情報技術イノベーション財団(Information Technology & Innovation Foundation: ITIF)は5月18日、地熱増産システム(Enhanced Geothermal Systems: EGS)などの次世代技術台頭により、地熱発電が国内主力電源となる可能性があるとする報告書を発表した。データセンターや人工知能(AI)、製造業の国内回帰に伴い電力需要が急増する中、天候に左右されない24時間稼働のクリーンなベースロード(基幹)電源として地熱への期待が高まっている。報告書は地下深部の高温岩体を破砕するEGSや、閉鎖ループ式の先進地熱システム(Advanced Geothermal Systems: AGS)、また超高温岩体地熱(Superhot Rock Geothermal: SHR)の3技術を紹介しており、EGSではフェルボ・エナジー社(Fervo Energy)が商用規模の発電に成功し、採掘期間も2年間で70%短縮したと触れた。こうした次世代技術は、現政権や超党派支持を得ているほか、市場需要とも一致しているとし、ITIFは規模拡大に向け連邦融資や研究開発拡充や国有地へのアクセス改善を提言している。

ITIF “Advanced Geothermal Energy Is Widely Available, Clean, and Maybe Cheap Enough to Make a Big Impact” (05/18/26)
https://itif.org/publications/2026/05/18/advanced-geothermal-energy-widely-available-clean-maybe-cheap-enough/