トランプ大統領が署名予定だったAI大統領令の詳細が明らかに

ポリティコ(Politico)は5月22日、トランプ大統領が5月21日に署名する予定であった人工知能(AI)に関する大統領令を独自に入手したとして、その詳細を報じた。同令は、先端のAI製品が敵対者の手に渡り、壊滅的なサイバー攻撃等に繋がるという懸念に対処することを意図したもので、先端AIモデルの開発業者に対して、発表の90日前までに連邦当局に任意で提出し、レビューを受けることができるという内容になっている。大統領令は、政府によるAIレビューは任意であることを強調しているが、「任意はいずれ義務になるのではないか」と懸念する声もある。大統領令はまた、司法長官(attorney general)に対して、コンピュータ不正・濫用防止法(Computer Fraud and Abuse Act)等を行使してAIの不正利用に対処するよう指示している。トランプ大統領は、同大統領令の署名直前に、「内容の一部が気に入らない」として署名を拒否し、「本大統領令によって、AIの支配を目指す中国との競争で米国の取り組みが減速することが懸念される」と述べた。

Politico “For POLITICO readers: Trump’s unsigned AI executive order” (05/22/26)
https://www.politico.com/news/2026/05/22/heres-a-draft-of-trumps-unsigned-ai-executive-order-00933411