米国科学財団(National Science Foundation: NSF)は2月5日、2014〜2023年度の連邦政府による科学技術研究への大学資金配分で、ジョンズ・ホプキンス大学(Johns Hopkins University)の首位独占が継続していると発表した。2023年度の連邦政府による1,110の高等教育機関向け科学技術支援は490億ドルに達し、その配分が特定の大学に集中しており、特に上位10機関が全体の20.1%にあたる99億ドルを占めているという。さらに上位100機関が全体の78.4%の384億ドルを獲得しているとし、資金配分の不均衡が顕著であることが判明したという。特にジョンズ・ホプキンス大学への配分は21.24億ドルで、続くミシガン大学(University of Michigan)の9.66億ドルに約1.2億ドル上回る額で、この差は2014年度の7.64億ドルから大幅に拡大している。なお、2020〜2021年度のコロナ禍では補正予算の配分により全国大学の順位が大きく変動したが、2022年度以降はパンデミック前の状況に回帰する傾向がみられる。
NSF “Federal Funding for Science and Engineering: Trends in Rankings Among Top Universities, FYs 2014–23” (02/05/26)
https://ncses.nsf.gov/pubs/nsf26310