CSET、中国科学院に関する報告書を発表

セキュリティ・新興技術センター(Center for Security and Emerging Technology: CSET)は今般、「中国のイノベーションの加速:中国科学院と同学院が中国の科学技術エコシステムで担う役割(Fueling China’s Innovation: The Chinese Academy of Sciences and Its Role in the PRC’s S&T Ecosystem)」と題する分析報告書を発表した。中国科学院(CAS)は、研究機関や大学、企業、シンクタンクによるネットワークを通じて、中国の科学技術(S&T)イノベーション・エコシステムの中核的存在となっており、中国だけでなく、世界的にも最も重要な科学研究組織の一つである。報告書は、中国のS&Tの発展におけるCASの歴史的重要性を追跡し、現在のCASを形成し続ける主要な改革を概説した上で、S&T研究の進展や重要新興技術の商業化育成などにおけるCASの中核的な機能について詳述している。そして、「CASは、STEM分野で世界的なリーダーであり、中国のS&T開発エコシステムの柱である。世界的に競争力のある技術企業の台頭を促進し、中国のS&T政策に影響を及ぼし続けている。それと同時に、研究組織、商業事業体、政府的役割という一連の広範な責務は、そのミッションを複雑にしている」と分析している。

Center for Security and Emerging Technology “Fueling China’s Innovation: The Chinese Academy of Sciences and Its Role in the PRC’s S&T Ecosystem” (October 2024)