ローレンス・バークレー国立研究所(Lawrence Berkeley National Laboratory: LBNL)が発表した報告書「制約のある電力市場における再生可能と電池のハイブリッド発電プラント(Renewable-Battery Hybrid Power Plants in Congested Electricity Markets)」によれば、送配電に制約がある地域の風力発電もしくはソーラー発電プラントに、1時間のエネルギー貯蔵を追加することで、エネルギー価値は上昇する。リアルタイムの電力市場価格に基づき、負荷センター(load centers。高い電力需要と高い価格で、エネルギーを地域へ移送する際の送電制約がある地域)近くのプラントでは49%、資源が豊富な地域にあるプラントのエネルギー価値は81%以上上昇するという。ハイブリッド式プラントの貯蔵能力を、1時間から4時間へ高めることで、エネルギーの価値は、負荷センター近くで更に23%、資源豊富な地域で32%上昇する。その一方、報告書の執筆者達は、4時間を超える貯蔵では、負荷センター近く及び資源豊富な地域のいずれにおいても、エネルギー価値の恩恵は最小限であることに驚きを示した。