厚生省(Department of Health and Human Services: HHS)傘下の医療高等研究計画局(Advanced Research Projects Agency for Health:ARPA-H)は9月18日、「バイオメディカル・データ・ファブリック・ツールボックス(Biomedical Data Fabric (BDF) Toolbox)」の開発に取り組むチームを発表した。BDFツールボックスは、様々な医療学問分野の研究データを統合し、現在の保管・共有方法の「一貫性に欠ける」という問題を解決する。これにより、バイオメディカル研究データのアクセス性が高まり、先端医療イノベーションの開発とブレイクスルーにつながる可能性がある。臨床ケア・センターやバイオメディカル研究所は、膨大な量のデータを生成するが、それらのデータを迅速に統合し、情報に基づく意思決定を行ったり、次世代の医療介入措置の開発を加速させる能力は依然として不明瞭である。今回、アラバマ大学バーミングハム校(University of Alabama, Birmingham)、ボストン小児病院(Boston Children’s Hospital)などがそれぞれ主導する合計17チームが選出された。これらのチームはまずは癌及び希少疾患のデータに焦点を当て、いずれはその他の疾病へと拡大し、広範な層がツールを利用できるよう最大限化する。