国防科学委員会、国防総省に気候変動の影響に備えるよう要請

国防科学委員会(Defense Science Board)は最近発表した研究報告書の中で、国防総省(Department of Defense)に対して、気候変動を原因とする世界的危機と潜在的な対立に備え、そのトレンドを軽減する新たなシステム及び技術への投資を優先付けするよう勧告した。これは、9月2日に発表された報告書「2023年 気候変動と世界的な安全保障に関する国防科学委員会夏季研究(2023 Defense Science Board Summer Study on Climate Change and Global Security)」で、「気候変動は、現代における最も懸念される急務の課題の一つとして浮上しており、国家及び世界の安全保障の双方に深刻な課題を呈している」としている。報告書は、5つの主要課題として、①地政学的安定と領域の問題、②気候状況の認識と意思決定の支援、③武力の準備態勢、④資源不足とサプライチェーンの脆弱性、⑤外交と逆境における機会、を挙げ、それに対処する研究、ファインディング、勧告を提示している。

National Defense “JUST IN: Defense Science Board Urges Pentagon to Prepare for Climate Change” (9/5/24)