NIH、医療の意思決定にAIを統合することのリスクと恩恵を浮き彫りに

国立衛生研究所(National Institutes of Health: NIH)の研究者のファインディングによれば、人工知能(AI)モデルは医療上の問題(臨床画像や簡単な文章による要旨を基に患者を診断する医療従事者の能力を試験することを意図したもの)に高い正確性で解決できる。しかし、医師の採点者は、AIモデルが画像の説明やその意思決定が正しい回答に至るまでの説明をする際に間違いを犯していることを発見した。こうしたファインディングは、npjデジタル・メディスン(npj Digital Medicine)で発表されたもので、臨床場面におけるAIの可能性を明らかにするものである。研究は、NIHの国立医学図書館(National Library of Medicine: NLM)と、ニューヨーク市のワイル・コーネル医科大学(Weill Cornell Medicine)の研究者が主導した。NLMのディレクター代理は、「AIを医療ケアに統合することには、医療従事者が患者をより早く診断し、より早く治療を開始する助けとして有望なツールとなり得るが、この研究が示しているように、AIは、正確な診断をする上で重要となる人間の経験に置き換わるほどにはまだ進歩していない」と述べる。

National Institutes of Health “NIH findings shed light on risks and benefits of integrating AI into medical decision-making” (7/23/24)