NSF、中小企業向けファスト・トラック開発パイロットを発表

米国科学財団(National Science Foundation: NSF)は6月24日、スタートアップ及び中小企業を対象に、これまでにNSFの資金提供を受けた研究を基に新たな製品やサービスの開発を支援するパイロット・イニシアチブ「中小企業技術革新制度及び中小企業技術移転制度ファスト・トラック(Small Business Innovation Research SBIR)/Small Business Technology Transfer (STTR) Fast-Track」」を開始した。適格の企業は、完了までに最高3年を要する研究開発活動を支える「ファスト・トラック」アワードとして、200万ドル以上を受益できるプロポーザルを1件提出することができる。従来のSBIR/STTRプログラムは、同等額のアワードを得るために一般的に2つのフェーズで複数のプロポーザルの提出が必要であるが、SBIR/STTRファスト・トラックは、3年間で200万ドル以上をコミットされた資金への直接的な経路を提供する。SBIR/STTRファスト・トラックに応募するには、ファスト・トラックのプロポーザルを提出するよう正式な招待を受けることや、応募する研究開発活動は過去5年以内にNSFの資金を受けた研究から発生したものであることなど、一定の条件を満たす必要がある。

National Science Foundation “NSF announces pilot for startups and small businesses to ‘fast-track’ successful development of technological innovations” (6/24/24)