エネルギー省(Department of Energy)の化石エネルギー及び炭素管理局(Office of Fossil Energy and Carbon management: FECM)は6月11日、電力生産や産業及び輸送の脱炭素化を目的として、クリーン水素の利便性を高め、より手頃な費用にするための最先端の技術ソリューションの開発に取り組む6件のプロジェクトに約930万ドルの連邦資金を提供すると発表した。受益プロジェクトは、様々な廃棄原料マテリアルをクリーンエネルギーに転換する水素システムの進展に焦点を当てる。「米国内で生産される水素の95%以上は、天然ガスによって行われており、二酸化炭素の捕獲や地質貯蔵などは行われていない。廃棄原料を使用し、水素ベースのシステムと炭素捕獲との統合を進展させるプロジェクトに投資することで、炭素削減とクリーン水素生産の費用を低減させる一助とする」と、エネルギー省の高官は述べる。受益するのは、GTIエネルギー社(GTI Energy)やリーハイ大学(Lehigh University)など6機関。エネルギー省傘下の国立エネルギー技術研究所(National Energy Technology Laboratory: NETL)が選出されたプロジェクトの管理を行う。