政府説明責任局(Government Accountability Office: GAO)は5月16日、「脱炭素化:炭素捕獲プロジェクトに関するエネルギー省のリスク管理には改善の余地がある(Decarbonization: Opportunities Exist to Improve the Department of Energy’s Management of Risks to Carbon Capture Projects)」と題する報告書を発表した。炭素捕獲技術は、連邦政府が大気中の二酸化炭素レベルを削減するという目標を達成する助けとなる可能性があり、エネルギー省(Department of Energy)は、2018-2023年度に、炭素捕獲・使用・貯蔵、もしくは大気からの二酸化炭素の直接回収に関連する654件の研究開発プロジェクトに約14億ドルを提供した。しかし、こうした資金拠出のほぼ70%を扱うエネルギー省の化石エネルギー及び炭素管理局(Office of Fossil Energy and Carbon Management: FECM)は、プロジェクトを選出及び管理する際に、プロジェクトのリスク削減を目的としたガイダンスに必ずしも従っているわけではない。これは、今後数年間に、エネルギー省が炭素捕獲プロジェクトに120億ドルを配分することを考えると重要な点である。GAOは、エネルギー省による炭素捕獲プロジェクトの監督方法を改善するよう勧告している。