大統領府は局横断型の評価報告書「米国連邦研究開発インフラ:米国のグローバルな科学的リーダーシップと経済・国家安全保障の基盤(U.S. Federal Research and Development Infrastructure: A Foundation of the Nation’s Global Scientific Leadership and Economic and National Security)」を発表した。それによれば、多くの連邦研究施設が現在、40~50年と試算される耐用年数を過ぎており、約半分が、「不良(poor)」または「危機的状態(critical condition)」と評価されている。「米国の科学者、工学者が現在21世紀の研究開発活動を行う多くの施設は、1950年代に設計されたもので、現代の研究や、健康や安全に関するラボの現行の慣行を支えることができない」と報告書は述べている。報告書はこうした問題に対処するため、現行の予算と法的権限の範囲内で実施できる分野として、①戦略的計画、②米国研究コミュニティの長期的な連邦研究開発インフラのニーズの特定と優先付け、③国際的な研究開発インフラのベンチマーキングと共同作業の特定、④研究開発インフラ戦略の共有、の4点を挙げている。
White House “White House Report Paints Dire Picture of U.S. Research Infrastructure” (May 2024)