情報技術・イノベーション財団(Information Technology & Innovation Foundation: ITIF)は5月6日、「米経済はなぜ更なる再編が必要なのか(Why the US Economy Needs More Consolidations, Not Less)」と題する報告書を発表した。報告書によれば、現在の一般的な見方に反して、多くの米国業界は更なる再編と規模経済から恩恵を受けると考えられる。ITIFは、5部門(銀行、建設、農業、診療所、通信)で12の業界を調べたところ、従業員が500名以上の企業は、500名未満の企業よりも生産的で、それは一人当たりの売上によって明らかとなっている。しかし、これら5部門の企業の大半は、中小企業である。報告書の執筆者は、「今回の分析が焦点を当てたのは、わずか5部門12業界である。その結果は、大規模企業の方が生産的であることを示しているが、その一方で中小企業の方が数が多いことを示している。つまり、これらの業界の再編を通じて生産を高める大きな機会が存在している。その他の業界でも同じことが言える可能性は高いだろう」と語る。