エネルギー省、米国がバイオマスを持続可能な形で生産できる方法について概説

エネルギー省(Department of Energy)は3月15日、「2023年10億トン報告(2023 Billion-Ton Report: BT23)」を発表した。米国が年間のバイオマス生産量を持続可能な形で現行の3倍以上となる10億トン以上にできる方法を示したものである。米政府は2005年以来、バイオマス資源の可能性を評価する報告書を発表しており、今回で4度目となる。それによれば、10億トンのバイオマスは米国内で予想される航空機燃料の需要を100%満たすことができ、持続可能な航空燃料(sustainable aviation fuel: SAF)で航空業界を全面的に脱炭素化することができる。報告書のその他のハイライトには、以下のような点が含まれる。①米国は現在、約3億4,200万トンのバイオマスを使用し、米国の年間エネルギー需要のおよそ5%を満たしている、②米国が、バイオマスの生産を3倍にし、温室効果ガスの割合が低い液体燃料を約600億ガロン(試算)の産しつつ、予想される食糧/飼料/ファイバー/従来型の森林製品/輸出の需要も満たすことは可能である。

Department of Energy “DOE Releases Report Outlining How America Can Sustainably Produce More Than One Billion Tons of Biomass Per Year” (3/15/24)