ARPA-H、承認済み医薬を別の目的で使用するためのAI主導型プロジェクトを助成

医療高等研究計画局(Advanced Research Project Agency for Health: ARPA-H)は2月28日、希少疾患に直面している人々に希望とアウトカムの向上をもたらすことを目的とした新たなプロジェクトを発表した。プロジェクトの名称は、「機械学習/人工知能の補佐を受けた、治療の別の目的で使用する拡張使用(ML/AI-Aided Therapeutic Repurposing in eXtended uses: MATRIX)」で、現在は治療法のない疾病を治療することを目的として、既存の医薬を迅速かつ正確にとらえ、検証できる機械学習プラットフォームを構築することを意図している。現在、希少疾病として知られている疾病は1万件以上に上り、その中で安全で効果的な治療が確立されているのはわずか数百件である。ARPA-Hは、このプロジェクトの下、オープンソースのプラットフォームと、承認済み医薬品をその他の疾病に使用した場合に予想される有効性を表示した双方向的なヒートマップ(色分け地図)の開発に取り組む非営利組織のエブリ・キュア(Every Cure)に最高4,800万ドルを提供する。更に、臨床試験で最も有望な医薬品と疾病の組み合わせを検証するため、追加の資金が提供される可能性がある。

Advanced Research Project Agency for Health “ARPA-H awards AI-driven project to repurpose approved medications” (2/28/24)