バイデン大統領の気候変動担当特使を務めるジョン・ケリー氏(John Kerry)は今春に同職を退任する計画であるという。気候変動担当米国大統領特使は、バイデン大統領がケリー氏のために創設した主要な外交ポジションで、同氏は3年間務めたことになる。ケリー氏退任後の後任は決まっておらず、この職務の将来は不透明である。ケリー氏は1月10日にホワイトハウスでバイデン大統領と会い、辞任の意向を伝えたという。同氏は今後、バイデン大統領の2024年の再選運動に関わると広く予想されており、同大統領による気候変動政策への理解促進を手伝うと見られる。ケリー氏は、気候行動への熱心な推進者として知られ、米国の気候変動対策への信頼回復を目的として31カ国を訪れるなどしているが、世界最大の気候汚染国である中国を動かすという点においては、複雑な評価となっている。
New York Times “John Kerry Bows Out as U.S. Climate Envoy” (1/13/24)