AIとのサイバー未来構想発表

アスペン研究所(Aspen Institute)の米国及びグローバル・サイバーセキュリティ・グループ(US and Global Cybersecurity Groups)は今般、「AIとのサイバー未来を構想する(Envisioning Cyber Futures With AI)」と題する報告書を発表した。同グループは2023年に、人工知能(AI)の使用及び誤用がサイバーセキュリティのリスクと恩恵の双方をもたらす意味合いについて深く検討することを目標として、業界や政府、市民社会のサイバーセキュリティ・リーダーとの作業部会を主導した。作業部会は、①これらの新興技術ツールはサイバーセキュリティの防衛側に有利な恩恵をもたらす「良い状況(good place)」と、②そうした恩恵が不釣り合いに攻撃側へ届く「悪い状況(bad place)」という、究極的ながらも現実的な2つのシナリオについて議論した。今回の報告書は、世界をいずれかの方向性向かわせる可能性がある勢力を定義した上で、より重要な点として、「良い状況」へ向かうために官民の双方が実行できる措置をまとめたロードマップを示したものとなっている。

Aspen Digital “ENVISIONING CYBER FUTURES WITH AI” (1/9/24)