グリッド・ストラテジーズ社(Grid Strategies)が12月12日に発表した報告書「電力需要の横ばいの時代は終わった(The Era of Flat Power Demand is Over)」によれば、米国の電力負荷は、グリッドの計画者が従来予測していたよりも早い勢いで大幅に増加している。その要因として、新たな製造事業や業界、データセンターの成長などが挙げられており、電気化や水素生産、異常気象なども寄与している。報告書の分析は、主として連邦エネルギー規制委員会(Federal Energy Regulatory Commission)に提出されたデータを基にしたもので、それによれば、グリッドの計画者は、全国的な電力需要は今後5年間に4.7%増加すると考えていることを示している。2022年の予測では、わずか2.6%の増加であった。報告書は、「電力グリッドは大幅な負荷増加への準備が整っていない。地域間の移送能力が低い点は、一部の地域においては負荷の増加が新規の導入を上回った場合、信頼性に重要なリスクを呈する」と結んでいる。